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なぜ簡単に「英語脳」になれないのか?日本語の【映画監督脳】を捨てて、英語の【頑固なダンサー脳】になる方法【前編】

「英語を話すと性格が変わる」って本当?MBTIから読み解く日本語と英語の決定的な違い【前編】

「英語を話すと性格が変わる」って聞いたことありませんか?
それは、日本語と英語でMBTIレベルに世界観が違うから。英語脳を育てる【映画監督脳】【頑固なダンサー脳】の違いを分かりやすく解説します!
言語にはそれぞれ「性格」があるのを知ってますか?
海外好きな友達が身近にいる人は、「英語を話すとき、性格が少し変わるんだよねー」なんて聞いたことがあるかもしれません。その謎をひもといていきましょう。
実は、この「言語の性格」を知ることこそが、英語を日本語に翻訳するのではなく、絵や人物のように「形やイメージ」を知覚しながら学習していくための一つの鍵になります。

なぜ英語を「イメージ」で捉える必要があるの?

そもそも、なぜそんな面倒なことが必要なのでしょうか?
それは、日本語と英語では、表現方法や世界観そのものが全く違うからです。
例えば「apple = りんご」のような固有名詞(モノの名前)であれば、全く同じ意味を違う言葉に置き換えることが可能です。しかし、感情表現や日常のさりげない表現においては、その限りではありません。
分かりやすい例がこちらです。
日本語の「がんばれ!」
👉 英語に直訳できるピタッとした表現はありません(状況に応じて Hang in there!Keep it up! などに変わります)。
日本語の「いただきます」
👉 英語にはこの言葉自体が存在しません。
「いただきます」については、日本の食文化や精神性(命をいただく、自然への感謝)から生まれた独自の価値観なので、文化の違いとして想像がつきやすいですよね。
しかし実は、単語だけでなく「文法」のレベルでさえ、根本的な世界観が全く異なっているのです。

MBTIで激変する?2つの言語のキャラクター

最近流行りのMBTI(16性格タイプ診断)に例えるなら、この2つの言語はまさに正反対のキャラクターを持っています。
日本語の世界観 = 芸術家肌の【 ISFP(冒険家型)】
その場の空気、五感、情緒、調和を何よりも大切にするキャラクター。自分を強く主張するよりも、いま目の前にある状況をカメラのようにありのままに受け入れ、そこに調和(シンクロ)していくタイプです。
英語の世界観 = 超合理主義の【 ENTJ(指揮官型)】
自分が主役として舞台の真ん中に立ち、結論ファーストで「私はこうする!」と明確なビジョンと意思表示をするキャラクター。周囲の空気を読むよりも、自分のアクションで世界を動かしていくトップダウンなタイプです。
では、この「ISFP(冒険家型)」と「ENTJ(指揮官型)」の性格の違いが、実際の日常シーン(文法)にどう現れるのかを覗いてみましょう。

シチュエーション1:雨が降ってきたとき

日本語(映画監督・ISFPの視点)
「あ、雨が降ってきた」
監督は、空から水滴が落ちてくるという自然現象(シーン)そのものを、カメラの引きの映像として捉えています。「誰が降らせたか」なんてどうでもよく、ただその場の情緒や空気をそのまま画面に映し出します。
英語(頑固なダンサー・ENTJの視点)
"It is raining."
英語というキャラクターは、**「主語(主役)」がいないと絶対に舞台で踊りだせません。**しかし、雨を降らせている主役が誰だか分からない……。困った英語おやじは、中身のないダミーの主役 It を無理やり舞台の真ん中に立たせて、「It が、いま、雨を降らせるというアクションをしている!」と言い張って力強く踊ります。

シチュエーション2:お腹が空いたとき

日本語(映画監督・ISFPの視点)
「お腹が空いたなぁ」
自分の体の中で起きている「空腹」という状態のグラデーションを、ポツリと独り言のように描写します。
英語(頑固なダンサー・ENTJの視点)
"I am hungry." / "I have a hunger."
ここでも自分が主役です。「空腹」という目に見えない状態や怪物を、「私が(I)、その状態にガチッとハマっている(am)!」、あるいは「私がガシッと掴んで所有している(have)!」と、自分の肉体を使ってアクティブに表現します。

言語が変われば、世界の切り取り方が変わる

このように、日本語は「その場に流れる空気や状況をカメラで映し出す(ISFP)」言語であり、英語は「主役がスポットライトを浴びて、何のアクションを起こしているかをハッキリさせる(ENTJ)」言語なのです。
英語を話すときに少し積極的になったり、性格が変わったりするように感じるのは、この「ENTJ(指揮官型)」のスイッチが自分の中で入るからかもしれません。
次回【後編】では、この違いがさらに浮き彫りになるカフェでの一コマのシチュエーションと、この世界観をバコロド留学での「あるブレイクスルー」にどう繋げていくべきか、さらに深掘りしていきます!お楽しみに!